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物質名にはルールがある

 

(引用元:ヘンリー・キャヴェンディッシュ - Wikipedia

 


 1783年に、キャベンディッシュはまだ彼の発見した可燃性気体の研究(酸がある種の金属と反応したときに生じる気体)を続けていました。彼はその気体のいくらかを燃焼させてその結果を研究しました。彼は燃焼によって生じた蒸気が凝縮して液体となったが、それが水に他ならないことを見いだしました。

 


 これは決定的に重要な実験でした。第一に、この実験はギリシアの元素理論に対するもう一つの大きな打撃でした。というのも、これによって水は元素ではなく、2つの気体の結合によって生じた1つの化合物であることが示されました。

 


 ラボアジエは実験を聞いて、キャベンディッシュの気体を水素(「水をつくるもの」)と呼び、水素は酸素と結合することによって燃焼するのであるから、水は水素と酸素の結合からなることを指摘しました。彼はまた食物や生体組織を構成している物質は、結合した炭酸と水素の両方を含んでおり、したがって吸い込まれた空気中の酸素は、炭素から二酸化炭素を生成するためだけではなく、水槽から水を生成するためにも消費されると考えました。この説明によって、彼の呼吸に関する初期の実験で説明できなかった部分の酸素の運命が明らかにされました。

 


 ラボアジエの新しい理論は化学を完全に合理化する内容を含んでいました。すべての「神秘的」原理は消滅してしまいました。これから後では、質量その他が測定できるような物質だけが、化学者の興味の対象となりました。

 


 この基礎づくりを達成した後、ラボアジエは上部構造の建設に取り掛かった。1,780年代には、他の3人のフランスの化学者モルヴォー(1,737から1,816)、ベルトレ(1,748から1822)およびフールクロア(1,755から1,809 )との共同研究によって、彼は化学における理論的命名法を研究し、その成果を1787年に出版しました。

 


 化学はもはや、それぞれの著者が自分勝手な体系を用いて、他の人の全てを悩ませた錬金術時代の名前のごちゃまぜではなくなりました。すべての化学者が用いなければならない承認された体系があるべきでした。それは論理的原理に基づいた体系であるから、化合物の名前を聞けば、それを作っている元素を知り得るようなものでなければなりませんでした。例えば、酸化カルシウムはカルシウムと酸素から、塩化ナトリウムはナトリウムと塩素から、硫化水素は水素と硫黄から成り立っていました。

 

(次回に続きます)






【参考文献】


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大村升次郎

Author:大村升次郎
私立学校の教師。化学勉強法【フレームワーク式】を運営。『効果的な化学の学習を日本全国に広げる』が夢(^^)/モル濃度計算の問題集を近日Amazonで販売します(^O^)
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