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塩の交易

 

 昔から塩が交易商品であったことは、文明の記録からわかります。古代エジプト人が売買した塩は、ミイラを作るときも必要でした。ギリシャの歴史家ヘロドトスは、紀元前425年、リビア砂漠の鉱山を訪ねたことを記録しています。エチオピアのダナキル砂漠にある広大な塩原で採られた塩は、ローマやアラブで商いされ、遠くはインドまで運ばれました。


 ローマ人はオスティアの海岸に大きな塩を運ぶために道路を作りました。その道の一つが現在もローマに残っており、名前はサラリア街道 Via Salaria―塩の道―といいます。オスティアの製塩所に燃料を供給するために、森は伐採されました。その結果、土地の浸食が進み、大量の土地がテベレ川に流れ込みました。沈殿物が増えると河口の三角州が広がります。数世紀後、オスティアはもはや海岸にありませんでした。製塩所は再び海水を求めて移転しなければいけませんでした。このことは、人間活動が環境に大きな影響を与えた最初の例の一つとされています。


 塩は世界的規模の大きな三角貿易の一つに深く関係しました。この交易は同時にイスラム世界のアフリカ西海岸への拡大に関わっています。何世紀もの間、灼熱と乾燥のサハラ砂漠は、地中海に面する北アフリカの国々と大陸南部の国々を隔てる障壁でした。この砂漠には巨大な塩の鉱床があったとはいえ、サハラの南では塩が大いに必要とされていました。


 8世紀、北アフリカに住むベルベル人の商人たちがサハラ(現在のマリ、モーリタニア)にある大鉱床でとれる塩のブロックを求めて、穀物、乾燥フルーツ、布、家庭用雑貨を運び始めました。この地域は塩が豊富にあったため、町全体が塩のブロックで作られたテガザなどの都市が塩床の周りに発展していました。ベルベル人隊商(キャラバン)は、ときに千頭超えるラクダからなり、塩の板を積んだ隊列は砂漠を横切りトンブクトゥまで続きました。この町はもともとサハラ南縁、ニジェール川の支流にあった小さなキャンプでした。


 14世紀までにトンブクトゥは大きな交易拠点となっていました。西アフリカの金をサハラの塩と交換するのです。この町はまた、ベルベル人商人によってもたらされたイスラム教が拡大していく中心にもなりました。16世紀のほとんどに及ぶその最盛期、トンブクトゥはコーランを教える大学、壮麗なモスクや塔、見事な宮殿を誇りました。トンブクトゥを発つ隊商は、黄金そしてときに奴隷や象牙を積んで地中海沿岸のモロッコ、さらにはヨーロッパに向かいました。数世紀にわたって何トンもの金が、このサハラの金と塩の交易ルートを使ってヨーロッパにもたらされました。

サハラの塩は、ヨーロッパで塩の需要が高まるにつれ北へも向かいました。海で獲った魚はすぐに保存しなくてはなりません。船上で燻製(くんせい)や干物にするのはほとんど無理でも、塩漬けなら可能です。バルト海や北海はニシンやタラで満ちていました。14世紀以前から何百万トンもの魚が海上で、あるいは近くの港で塩に漬けられ、ヨーロッパ中で売られました。14、15世紀にはドイツ北部の各都市を結んだ経済連合、ハンザ同盟がバルト海沿岸諸国の塩漬け魚(それからほとんどすべての品物)の取引を支配しました。


 北海での漁業はオランダとイングランド東岸が中心でした。しかし保存のための塩が使えるようになると、さらに遠洋で操業することも可能になります。15世紀終わりまでには、イングランド、フランス、オランダ、スペインのバスク地方、ポルトガルなどのヨーロッパ諸国の漁船がニューファンドランド島沖のグランドバンクスまで定常的に出かけるようになりました。それから4世紀の間、この北大西洋の漁場に運びました。しかし悲しいかな無限ではありませんでした。1990年代、グランドバンクスのタラは絶滅の危機に瀕します。1992年にカナダで始まったタラの禁漁には、現在、全てではないが、他の多くの漁業国も参加しています。


 塩がこれほどまでに強く求められることを考えれば、交易商品というよりしばしば戦争の目的とされたことも大して驚くことではありません。古代、死海の周りの村落は、貴重な塩を持つことから攻撃されました。中世、ベニス人は近隣の海岸都市を攻めています。彼らの非常に重要な塩の独占を脅かしたからです。また、敵の塩の供給地を占領することは、長い間、有効な戦術と考えられてきました。アメリカ独立戦争では、イギリスがヨーロッパや西インド諸島からかつての植民地への貨物輸送を妨害した結果、塩の不足が起きました。イギリスはまた、ニュージャージーの海岸にあった製塩工場を破壊し、値段の高い輸入食塩で植民地の人々を苦しめ続けました。アメリカ南北戦争では1864年、北軍がバージニア州ソルトビルSaltvillを占領しました。このことは市民の士気を下げ、南軍が敗退に向かう大きな一歩になったとみなされています。


 食事用の塩が欠乏すれば、外傷の治りが遅くなるかもしれません。1812年ナポレオン軍がモスクワから退却するとき、これが1つの原因で何千人もの死者が出たと言われています。このときはアスコルビン酸の欠乏(その結果、壊血病が起きます)も塩の欠乏と同様に元凶となったでしょう。化学物質としてはさらに錫と麦角アルカロイドがナポレオンの夢を砕きました。



 【参考文献】


 
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『水の電離平衡を考える』化学勉強法

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【CIA 新メンバー】6/23~28

今週の匿名の方は、社会人です。お仕事のために化学を勉強し直すのは、すごい!!頑張ってください(^^)/


★CIA新メンバーのみなさんです(^O^)/★


匿名希望さん♪
「高圧ガス乙機械の勉強を急に始めました。もう40すぎで、中学、高校で習った化学は全て忘れております。参考書では、計算式が省略されており、どうやって答えに辿り着くのか理解できません。もっぱら分数の計算の仕方や、方程式の解き方を小学生に戻って勉強し直しております。どうか、宜しくお願いします。」



東京都のりさりささん♪
「高校二年です。
受験対策のために化学を頑張りたいのでよろしくお願いします。」




大阪府のなっちさん♪



東京都のK1さん♪



静岡県のひまわりさん♪



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17族 【きょうの一問0628】

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【CIA 新メンバー】6/15~22


★CIA新メンバーのみなさんです(^O^)/★


あらしさん♪



兵庫県のgen828♪
「宜しくお願いします。」



静岡県のわさびさん♪



埼玉県のwinter09さん♪



福岡県のRyo-To♪



東京都の国分本町さん♪



北海道のゆずゆさん♪



☆他、3名です(匿名希望)☆



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『化学反応式の係数付け』化学勉強法

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リクエストがありました☆

佐藤Kさん(新潟県)からのリクエスト!!


「化学の酸と塩基についてのプリントでわからない問題が2つありました。



0.10mol/Lのシュウ酸(COOH)2水溶液と、濃度未知の塩酸がある。それぞれ10mLを、ある濃度の水酸化ナトリウム水溶液滴定したところ、中和に要した体積は、それぞれ7.5mLと15.0mLであった。
この塩酸の濃度はなんmol/Lか。

②水酸化ナトリウムNaOH(式量40)と水酸化カリウムKOH(式量56)の混合物1.52gを蒸留水に溶かした。それぞれ完全に中和するのに、1.00mol/Lの
硝酸HNO3を30.0mLを必要とした。混合物中のと水酸化カリウムの物質量の比として適当なものを、次の①~⑤のうちより1つ選べ。

①1:1 ②1:2 ③1:3 ④2:1 ⑤3:1

式の立て方がイマイチわかりません。教えてください。



7/6に記事を公開予定です!!
今しばらくお待ちください\(^^)/

塩の歴史

 歴史が始まって以来、人類は常に塩を集めたりしてきました。塩の生産には主に3つの方法がありました。海水を集めて蒸発させる、塩水泉の鹹水(かんすい)を煮詰める、岩塩を掘る、といったものです。いずれも古代から知られ、今日でも行われています。熱帯の海岸地方では、海水を天日(てんぴ)で乾かすことが、過去(そして現在も)最も普通の製造法でした。このやり方は時間がかかるが費用がかかりません。もともとは燃える炭に海水をかけていました。そして火が消えたら塩をかきとります。しかし海岸の岩場にある潮溜りの縁からは、もっと多くの塩が取れました。必要な時に海水を引き込めるような場所に人工的な浅い池、つまり「鍋」を作れば、ずっと大量の塩が取れるということに気付くには、大した想像力も必要ではなかったでしょう。



 海の水から作った天然の塩は、食塩や岩塩と比べると純度がずっと低いです。海水には塩類が約3.5%溶けています。そのうちで、塩化ナトリウムNaClは78%で、残りは塩化マグネシウムMgCl2や塩化カルシウムCaCl2などの混合物です。この二つの塩化物は塩化ナトリウムより溶けやすく量も少ないので、溶液からはNaClが最初に結晶化します。だから残った塩水を捨てれば、大部分のMgCl2やCaCl2を除くことができます。しかし不純物は残ってしまい、海水塩の味に関与しています。塩化マグネシウムも塩化カルシウムも潮解性であるため、空気中の水分を吸収します。よって、これらを含む塩は固まって振り掛けることができなくなります。



 暑く乾燥した気候では、海水を蒸発させるのが一番効率的です。しかし濃厚食塩水の地下資源である塩水泉も、採取源として優れています。水分を蒸発させるに必要な焚き木があればよいのです。ヨーロッパでは塩の生産のためだけに森林伐採が進んだところもあります。海水塩に含まれるマグネシウムやカルシウムは、食塩のもつ食品保存能力を下げています。その点、塩水泉の塩はこれらの成分が少ないため、人々に好まれましたが、値段も高かったのです。



 岩塩(地中にあるNaClの鉱物名はハライトといいます)の鉱床は世界各地に見られます。ハライトは古代の海が乾燥してできたもので、特に地表近くにある鉱床は、何世紀もの間採掘されてきました。しかし塩は重要な物質であったため、ヨーロッパでは鉄器時代から人々は地中深くの塩にも目を向けました。長い竪穴が掘られ、トンネルは数キロメートルに及び、塩を掘り出した後は大きな空洞ができました。これらの塩鉱山の周りには人々が住み着き、掘り出しが続くことで町や市に発展しました。もちろん塩の経済活動による富で成長したものでした。



 中世を通じて、塩の製造や採掘は、ヨーロッパ各地で盛んに行われました。塩は非常に価値があったので「白い黄金」と呼ばれました。ベニスは、数世紀にわたってスパイス貿易の中心であったが、もともとは、潟(ラグーナ)の塩水から食塩をとって生計を立てていた村落から出発したものでした。また、塩を意味するギリシャ語はhalsであり、ラテン語ではsalです。ザルツブルクSalzburg(オーストラリア)、ハレHalle(ドイツ)、ハルシュタットHallstatt(オーストリア)、ハラインHallein(オーストリア)、ラ・サルLa Salle(フランス)、モゼル川Moselle(フランス)など、ヨーロッパの都市、町、川の名前には塩の採掘、生産と関連して名づけられたものがあります。トルコ語では塩はtuzで、ボスニア・ヘルツェゴビナの町Tuzlaは塩の産地です。同名、あるいは似たような名前の町はトルコの海岸沿いにもいくつかあります。



これらの古い塩の町では、観光資源として今なお、塩が富を生んでいるところもあります。オーストラリアのザルツブルグでは塩の鉱山がアトラクションの目玉であるし、ポーランドのクラクフの近く、ヴィエリチカには塩を掘った後の巨大な空洞があって、中にはダンスホールや祭壇付きの教会、岩塩を掘った様々な像があります。そして地底湖は多くの観光客を魅了します。なお、世界最大の天然塩田は、ボリビアのウユニ塩湖です。ここにはすべて塩でできたホテルがあり、旅行者が泊まることもできます。



 【参考文献】


 


16族 【きょうの一問0621】

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理科大生!さんからのリクエスト!!


「いつも参考にさせていただいてます!

今、受験生に化学の平衡を教えているのですが、ひとつだけ説明に困ることがあります。

pHを求める計算で、 水の電離を考慮する場合と考慮しない場合 教え方です。

なんで、この問題は水の電離を考えるの?と聞かれたときに、そのまま計算するとおかしくなってしまうからだよ!
と言ってしまうのですが、本質的なことがわかりません。

ネットで調べてもイマイチ納得しがたいです。


おそらく受験生 が一度はつまずくところではないでしょうか??

個人的にも解説をお願いしたいですし、受験生の為にもなると思います。

どうぞよろしくお願い致します。」


6/29に記事を公開予定です!!
今しばらくお待ちください\(^^)/

【CIA 新メンバー】6/8~14

今週は愛知県のkenpiさんから質問が寄せられました。
加水分解についてで、高校化学ではあまり話題になっていない少し難しい内容でした。


★CIA新メンバーのみなさんです(^O^)/★

京都府のmyaajbさん♪



大阪府の秘密さん♪



大阪府のNekoさん♪



北海道のゴールド4さん♪
「高校3年です。受験で化学使います。」



京都のたんぷさん♪




さいたまさん♪




福岡県のうしさん♪




神奈川県のあいほさん♪




千葉県のtakeさん♪
「何度も拝見して勉強させていただいています。これからは、もっと勉強したくて混みニュティに参加させていただきたく登録させていただきます。」



愛知県のkenpiさん♪
「会社勤めをしております。先輩に、塩化亜鉛に水が加わると加水分解して酸性となり銅を腐食させますがこのとき、塩化亜鉛1gに対して銅は何g腐食されますか?と聞かれたのですが、私としてはこの質問に大きな矛盾をかんじており、勉強しています。(ZnはCuよりもイオン化傾向が大きく反応するとは考えにくい、塩化亜鉛に水が加わると加水分解するのかがわからない、この先輩は、銅の錆についてのことをいっているのか???等)勉強させてください。」 →記事にしました☆


☆他、3名です(匿名希望)☆



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『塩化亜鉛の加水分解』化学勉強法

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工業材料としての塩

 

 産業革命はふつう機械革命と考えられています。すなわち、飛び杼(織機の付属用具)、多軸紡績機、水力紡績機、蒸気機関、自動織機などの発達でした。しかし、化学革命でもありました。繊維産業、漂白、石鹸製造、ガラス産業、窯業、製鉄、皮なめし、製紙、酒造などの発達は、化学薬品の大量生産を必要とします。ここで『塩』は、食品の保存や調味料というよりも、工業薬品の出発原料として重要なものになっていました。イギリスにおいて民衆が何世代にもわたって廃止を求めてきた塩税は、産業発展に塩が重要な物質であるとみなされてから撤廃に至るのでした。


 イギリスにおける塩税の撤廃は、製造工程に塩を使う業界だけでなく、塩を出発原料として無機化合物を製造する会社にも重要なことでした。とくにソーダ灰、あるいは石鹸ソーダと言われた炭酸ナトリウムNa2CO3のようなナトリウム化合物の製造には影響が大きいです。石鹸を作るときに使われるソーダ灰は、石鹸の需要が高まるにつれ、大量に必要となりました。もともと主に天然資源、例えば干上がったアルカリ糊の周りのかけらとか、ケルプなどの海藻を燃やした灰から得ていたのだが、不純物が多く生産量も限られていました。ここで大量に存在する塩化ナトリウムから炭酸ナトリウムを作る試みが注目を集めます。1790年代に、伯爵アーチボルド・コクランは塩を“人造アルカリ”に変換する方法について特許を取りました。今日、彼はイギリスの化学革命のリーダーの一人、またアルカリ製造業の創始者とされます。スコットランドのフォース湾にあった先祖伝来の土地の周りには無数の製塩釜があったといいます。しかしコクランの製造法は商業的には成功しませんでした。フランスでは1791年にニコラ・ルブランが塩と硫酸、石炭、石灰石から炭酸ソーダを作る方法(ルブラン法)を開発しています。しかしフランス革命によってルブランの方法は完成が遅れました。結局、採算の取れるソーダ灰の工業的生産が始まった場所はイングランドでした。


 1860年代、ベルギーのエルネスト・ソルベイとアルフレッド・ソルベイの兄弟が塩化ナトリウムから炭酸ナトリウムを作る方法を改良しました(ソルベー法)。彼らは石灰石とアンモニアガスを使いました。鍵となる反応は、濃厚食塩水にアンモニアガスと二酸化炭素(石灰石から)を注入し、重炭酸ナトリウムNaHCO3を沈殿させることでした。そのあと重炭酸ナトリウムを加熱して炭酸ナトリウムを得ます。現在でもソーダ灰を合成するときは、主としてソルベイ兄弟の方法を使います。しかし天然ソーダ灰の大鉱脈がいくつか発見されました(例えばワイオミング州のグリーン川流域)。全世界の埋蔵量は百億トンを超えるとされ、塩から工業的に作る必要性が減ってきています。



 【参考文献】


 

16族 【きょうの一問0614】

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『化学反応式とmol計算』化学勉強法

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【CIA 新メンバー】6/1~7

医学部再受験の方が来ました。
法学部卒業→社会人を経てから、医学部再受験とはすごいです・・・!!
頑張っていきましょう。私もまだまだ頑張りますよo(^▽^)o

他にも、仕事で化学が必要な社会人の方も来ました。
基礎固めに利用してもらって光栄です☆


★CIA新メンバーのみなさんです(^O^)/★


新潟県の佐藤Kさん♪
「佐藤Kです。今は物理が大好きですが、化学も好きです。文章問題が苦手なので質問してみたいと思い入会することにしました。」



千葉県のたこすさん♪



千葉県のfabiさん♪



TokyoのHankさん♪



青森県のGGさん♪
「一度京都の法学部を卒業し、社会人を二年経て先月より医学部再受験を目指して勉強中です。化学で悩んでおりました時に、このサイトに出会えました。ぜひ、ご利用させていただきたいと思います。」


島根県のreiponさん♪
「よろしくおねがいします」



山口県のとことこさん♪
「環境分析の仕事をすることになりました。久々の化学なので忘れていることも多く、まず基礎固めと思っています。よろしくお願いします。」


Niiiiiさん♪
「よろしくお願いします」



☆他、3名です(匿名希望)☆



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タンパク質のセンサー

 

 私たちが生命を維持するのに大事な物質は何でしょうか?おそらく科学者の答えは「タンパク質」で一致します。私たちの体を作る筋肉の主成分はタンパク質ですし、骨や腱を作るコラーゲンタンパク質の一種です。その他、体に必要な物質を合成したり、血液中で酸素を運んだり、体外から侵入してきた病原菌を撃退したりといった作用も、全てタンパク質が請け負います。私たちが、DNAの形で先祖から受け継ぐ遺伝情報というのは、すなわち「このようなたんぱく質を作れ」という指令の集合体なのです。

 

 そのタンパク質とはどんなものかといえば、要するに数百個のアミノ酸が数珠つなぎになったものです。わずか20種類でしかないアミノ酸の順列組合せだけで、あれほどまでに複雑多彩な機能が実現されているというのは、自然の大きな驚異の一つに数えられるでしょう。そしてこの節の主役であるグルタミン酸は、この生命の基本単位である、20種類のアミノ酸のひとつなのです。

 

 多くのタンパク質の寿命は、せいぜい数日でしかありません。人体を構成するタンパク質は、古くなればすぐ分解され、新しく作り直されなければなりません。このため、動物は生涯にわたって欠かさずタンパク質を摂取し続ける必要があります。肉や魚や大豆など食事から取り入れられたタンパク質は、体内でアミノ酸の単位にまで分解され、新たなたんぱく質に組み替えられます。世界を満たす生命たちの営みは、アミノ酸リサイクルの壮大な繰り返しに支えられているのです。

 

 このようなわけで、動物は重要な栄養源であるタンパク質を積極的に摂取するため、その存在を捉えるセンサーを発達させました。タンパク質のあるところには、必ずそれが分解されてできたグルタミン酸が存在しています。この「タンパク質の目印」を摂取した時に快楽を感じるよう、人間の体は進化しました。たとえば、人間の母乳に含まれるアミノ酸の半分はグルタミン酸です。つまり私たちは、生まれながらにうま味を求めるようにできているともいえるでしょう。



◇参考文献◇


純物質と混合物【きょうの一問】解説まとめ0607

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【CIA 新メンバー】5/25~31

最近は大学生・専門学校生・社会人の方も増えてきました(驚)
サイトを立ち上げたころには、こんなに色んな人が来るとは思っていませんでした・・・。

サイトのかたちも時代に合わせていきたいです。
CIAのかたちも少しずつ変わっていくと思います。

みなさんよろしく!! o(^▽^)o


★CIA新メンバーのみなさんです(^O^)/★


福岡県のDAPPEさん♪



東京都のすいおかかりうむさん♪
「夢はお遍路」



千葉県のしっちーさん♪
「浪人生で東工大志望。化学はズブの素人なので会員登録させていただきます。」



愛知県のアロウ逗さん♪
「大学で化学の授業がありますが化学を高校で履修しなかったため全くわかりません。大学範囲もよろしくお願いします。歯学部一年生です。」



福岡県のルフィさん♪



wyrdさん♪



埼玉県のmamyさん♪ >>mamyさんのコメント
「一応大学教員(文科系)ですが、化学はまるっきりわからないので一から勉強中です。」



神奈川県のこころさん♪
「パスワードの発行よろしくお願いいたします。」



和歌山県の矢田さん♪



さゆりさん♪



>>あなたもCIAメンバーになる!!


『化学反応式のつくり方(その2)』化学勉強法

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来てくれた人

プロフィール

大村升次郎

Author:大村升次郎
私立学校の教師。化学勉強法【フレームワーク式】を運営。『効果的な化学の学習を日本全国に広げる』が夢(^^)/モル濃度計算の問題集を近日Amazonで販売します(^O^)
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